総合診療

総合診療専門医

総合診療専門医とは

総合診療専門医は、2013年4月の「厚生労働省 専門医の在り方に関する検討会報告書」にもとづき、総合診療領域を「基本領域」として加えること、専門医の名称は「総合診療専門医」とし、19番目の基本領域として養成することとされた。総合診療医に求められるものとしては、「日常的に頻度が高く、幅広い領域の疾病と傷害等について、わが国の医療提供体制の中で、適切な初期対応と、必要に応じた継続医療を全人的に提供することが求められる。」とされた。領域別専門医が「深さ」が特徴であるのに対し、総合診療医は「扱う問題の広さと多様性」が特徴である。領域別専門医の18基本領域が、より高度な専門性を追求するのに比べると、地域医療では、より幅広い領域の診療も求められ、まさに総合診療領域が必要とされる。

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