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平成26年6月23日 地域医療システム学寄附講座設置5周年記念講演及び 熊本県地域医療支援機構業務説明会を実施しました。

平成26年6月23日(月)、熊本市医師会館にて、地域医療システム学寄附講座設置5周年記念講演及び熊本県地域医療支援機構業務説明会を開催しました。
当日は、医療関係者及び行政関係者など約80名が参加され、活発な意見交換がなされました。
平成21年1月に熊本大学医学部附属病院に設置された地域医療システム学寄附講座と平成25年12月に発足した熊本県地域医療支援機構が連携して今後活動していくにあたり、地域医療に関する多くの課題を報告、地域医療支援活動をより効果的に進めていく方針を示しました。

松井邦彦特任教授(熊本大学医学部附属病院)松井特任教授は『地域医療システム学寄附講座のこれからの役割』と題して、県内の医師数が熊本都市圏に集中している現状を紹介し、「医師の適切な配置に向け、大学と地域医療機関を医師が循環するようなシステムをつくるほか、学生に対する地域での実習の拡充、総合診療医の育成に取り組む必要がある」と提言された。

松井邦彦特任教授(熊本大学医学部附属病院)

竹村洋典教授(三重大学)竹村教授は『大学の地域医療への係わり』と題して、三重県での取組事例を紹介し、「公的病院の医師確保については、市町村と大学の連携が欠かせない」と述べられた。

竹村洋典教授(三重大学)

谷口純一准教授(熊本大学医学部附属病院)谷口准教授は、「機構が長期的に取り組むべきことは、地域において総合的医療に従事する人材の確保。中期的にはそのための研修システムの確立。短期的には医師修学資金貸与学生の地域医療に対する使命感の育成及び人材の確保であり、そのために有効な活動を行っていく」ことを説明された。

谷口純一准教授(熊本大学医学部附属病院)

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