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平成29年度3月4日 熊本県地域医療支援機構講演会を開催しました。

熊本地震により医療提供体制において大きな課題がある中で、平成29年3月4日(土)熊本大学臨床医学教育研究センター奥窪記念ホールにおいて、『熊本県のこれからの地域医療の方向性を見据える』をテーマに熊本県地域医療支援機構講演会を開催しました。

 今回は、熊本大学医学部附属病院地域医療支援センター 松井邦彦センター長から「熊本県地域医療支援機構3年間の活動報告」、日本プライマリ・ケア連合学会熊本県支部支部長 緒方俊一郎先生から「熊本県におけるプライマリ・ケアの展開」についてご講演をいただきました。

 引き続いて、一橋大学国際・公共政策大学院の井伊雅子教授から「プライマリ・ケアの必要性:患者の視点から」、そして、福島県立医科大学医学部地域・家庭医療学講座の葛西龍樹教授から「福島県における家庭医・総合診療専門医の育成」についてご講演いただきました。

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 熊本大学医学部附属病院地域医療支援センターセンター長 松井邦彦先生から、熊本県地域医療支援機構の発足から3年を経過するに当たり、これまでの活動を振り返り、今後の取組みの方向性を示していただきました。
★DSC_0167.jpg 日本プライマリ・ケア連合学会熊本県支部支部長 緒方俊一郎先生から、熊本におけるプライマリ・ケア研究会の歴史を振り返り、今後も熊本でのプライマリ・ケアの推進に向けて、力強いメッセージをいただきました。
★DSC_0127.jpg 一橋大学国際・公共政策大学院教授 井伊雅子先生から、医療経済学者の立場から、医療費や自身のレセプト研究で得た知見や医療者ではないといった視点をもとにプライマリ・ケアの必要性についてお話をいただき、医療分野からだけでなく、社会全体から質の高いプライマリ・ケアが求められていることが理解できました。
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 福島県立医科大学医学部地域・家庭医療学講座主任教授 葛西龍樹先生から、長年の海外における活動や交流や福島県での取り組みなど実例を交えながら、これからの社会で必要とされている家庭医療・総合診療専門医の育成の重要性についてお話をいただき、熊本での取り組みに大いに参考となりました。★DSC_0146.jpg

 最後に機構理事の小野先生から、今後も大学、行政、医療機関など関係者が連携して地域医療の推進に取り組むことが大事であるとの閉会挨拶があり、盛況のうちに終了しました。
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 県内各地から、医療関係者、行政関係者など多くの方に参加いただきありがとうございました。



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