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2024年8月13日~14日に「令和6年度夏季地域医療特別実習」を実施しました。
2024年8月13日、14日に1泊2日の日程で、上球磨地域(多良木町、湯前町、水上村、あさぎり町)及び五木村にて、令和6年度夏季地域医療特別実習を行いました。
今回、熊本県医師修学資金貸与学生及び熊本大学医学部一般学生 19名、自治医科大学生(熊本県出身者)8名、計27名の医学部生が実習に励みました。
◆1日目(8月13日) |
<午前>
○ 講 話
球磨郡公立多良木病院に会場をお借りして講話を行いました。
熊本県人吉保健所長 木脇 弘二 先生から、「人吉・球磨地域の医療提供体制について~保健所の取り組み~」と題して、保健所の役割や、球磨圏域の医療の特徴等についてご講演いただきました。
また、球磨郡公立多良木病院企業団企業長(院長) 髙森 啓史 先生からは、「球磨郡公立多良木病院のご紹介」と題して、地域住民へ向けた健康促進の取り組みや、多良木病院独自で取り組んでいる"在宅医療サポートの家"等についてお話いただきました。
<午後>
○ フィールドワーク
午後から、参加学生は7~8人を1グループとした4班に分かれ、上球磨地域及び五木村の各地域に赴きフィールドワークを行いました。各地域では、それぞれ「医療機関」「健康づくり関係施設」「高齢者福祉施設」「地域振興・まちづくり関係施設」を訪問し、お話を伺ったり、施設見学をさせていただいたりしました。
○ 懇談会・意見交換会
ゆのまえ温泉 湯楽里に会場を設け、今回の実習の実施にあたりお世話になっている関係者の皆さまをお招きしての懇談会・意見交換会を行いました。
ご出席いただいた各町村長様、熊本県へき地医師の会 片岡会長、公立多良木病院 髙森院長等から、学生に向けて激励の言葉をいただきました。
また、学生によるフォトボイスの発表や、熊本県医師修学資金貸与学生及び自治医科大学の代表学生による挨拶等も行われました。学生は町村長をはじめとする自治体関係者や、地域の先輩医師と積極的に会話を交わし、交流を深めていました。
◆2日目(8月14日) |
<午前>
○ 全体発表会
公立多良木病院に会場をお借りして、参加学生による全体発表会を行いました。事前学習やフィールドワークで学んだこと、実習の成果、考察、感想、地域の課題等を、各班スライドにまとめて発表しました。発表に対して、他の班から質問や意見があげられたり、同席いただいた町村等関係者、公立多良木病院 髙森院長からもお話を伺ったりと充実した発表会となりました。
<午後>
○ 地域視察
午後は、令和2年度7月豪雨で被災に見舞われた「大和一酒造元」「ホテル サン人吉」の2施設を訪問しました。当時の状況について、写真や実際の現場見学を交えながらご説明くださいました。また、その経験を踏まえた対策等についてもお話いただきました。
医療機関や自治体関係者の皆さま、地域住民の方々等、多くの皆さまのご協力のもと、今回の実習を無事に終えることができました。
この度、ご協力いただいた皆さまに深く感謝申し上げます。
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